RECRUIT

FLAVÉDOでは、一緒に働く仲間を募集しています。

熊本を中心としたユニークな栽培方法の農家さんから仕入れたフルーツを使い、四季折々のジャムを作っています。

安心して提供できる材料で、お客様にも農家さんにも喜んでいただくために、私たちスタッフが果物のことを学び、協力し合いながら素材の美味しさを生かした製品づくり・販売に取り組んでいます。

美味しいものを真面目に作り、発信していきたいという意欲のある方を歓迎します。


FLAVÉDO フラベド阪急うめだ店 スタッフ募集

フラベド阪急うめだ店では、一緒にお店づくりをしてくれるスタッフを募集しています。

■業務内容
販売・接客・焼き菓子の製造・運営
 
■募集要項
勤務地:阪急うめだ本店B2F FLAVÉDO
時給:1030円〜
交通費支給(規定あり)
雇用形態:アルバイト(フルタイム、パート)
有休・社員登用あり
勤務時間:8:00〜21:00の間で実働4〜8時間程度
※ラストまで入れる方
※週2,3〜OK
※土日祝もお休み取れます
 
■応募方法
履歴書(写真付き)と職務経歴書を郵送または持参、
もしくはメールに添付し下記メールアドレスへ送信してください。
書類選考の上、面接日時をご連絡いたします。
 
履歴書送付先
〒530-8350 大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店
地下2階食品売場「コミューナルフードマーケット」内 フラベド
採用担当 川﨑宛

FLAVÉDOで働くということ

※この記事は2020年11月に書かれたものです。現在は一部内容が異なる場合があります。

東京のカフェ「Café Lisette(カフェリゼッタ)」をプロデュースした鶴見が、熊本にジャムのお店「FLAVÉDO(フラベド)」をつくろうと思ったきっかけ。熊本・東京それぞれのお店にいるスタッフに、仕事のことを聞きました。


■採れたものをその土地で

鶴見「もともとCafé Lisetteのジャムに、熊本産の食材を使っていて。園地を見に行ったり旅行者として熊本を訪れたりするうちに、農産物が豊富なこの土地で、なにかできないか考え始めました」

鶴見「旅行者って、その土地の農産物を食べる機会が意外とないなと。スイカが美味しいよと言われても、ホテルに持って帰って食べることはなかなかできないですよね。

だから、旅行で熊本を訪れた人が思う存分、熊本のおいしいものを楽しめる店ができたらいいのにと、新鮮なフルーツを使ったパフェが食べられるお店をつくりました」(※2023年5月現在、フラベド熊本のカフェ営業は終了しています。)

鶴見「旅行でパフェを楽しんだ後には、お土産にジャムを。生のフルーツのようにフレッシュなジャムをお家に持って帰って、最後まで熊本を楽しんでほしいと思っています。

地元の人にとっても、改めて熊本のおいしいものを知るきっかけになる場所でありたいです」

熊本に足を運べない方々に、FLAVÉDOの公式オンラインショップも始まりました

■熊本に移住して築けたもの

熊本に移住して4年半、なにか変わったことや良かったことはありますか。

鶴見「農家さんの近くにいると、気候や環境で採れる量や味が毎年違うということがよくわかります。『フルーツは自然がつくるものなんだ』と、当たり前のことを実感するきっかけになりました」

鶴見「農家さんとは、発注者と生産者という一方通行のやりとりではなく、人と人とのお付き合いができるよう、頻繁にコミュニケーションをとるようにしていて。いまでは20弱の農家さんとお付き合いするまでになっています。

農家さんも心を開いてくれて、配達のときに店内で飾るお花を持ってきてくれたり、こんなフルーツはどうですかと教えてくれたり。良い関係が築けているんじゃないかなと思っています」

オープン当初から鶴見と一緒にFLAVÉDOを支えているのは、熊本出身のスタッフ寺岡。お菓子づくりは初めてという完全な未経験者でしたが、今はジャムの味の要をつくるほどの存在に。

寺岡「いろんなフルーツがとめどなくやってきて、触って知ることができるのが楽しいです。熊本に住んでいても知らないことが沢山あったんだとわかりました」

▲見たことのない形のフルーツ。すべて柑橘類です

寺岡「ジャムの味づくりはもちろん、カフェで提供するパフェの中身も全部つくっていますが、私だけでなく、スタッフ全員つくれるようになります。

熊本のFLAVÉDOは少数でやっているから、ひとりで担わないといけない仕事の幅も広いけど、その分やりがいもあって。いろんなことが身に付きました」

■熊本と東京、それぞれのお店で

2020年6月には、東京・二子玉川に2店舗目『FLAVÉDO ROOFTOP』をオープンしました。ジャムとソフトクリームが中心の、熊本とは異なるラインナップですが、それはなぜだったのでしょう。

鶴見「東京のFLAVÉDOは、デパートの屋上庭園の中にあります。イメージは、家族連れの方がかつてデパートの屋上で楽しんでいたようなメニュー。それをFLAVÉDOらしくアレンジして提供しています」

▲手焼きのワッフルコーンを添えた、豊かな味わいのソフトクリーム。フラベドの季節のジャムと合わせて

鶴見「使っているソフトクリームは、もちろん熊本で出合ったもの。阿蘇の小国町に『山のいぶき』という牧場があって、そこで食べたジャージー牛のソフトクリームがすごく美味しくて。

そのソフトクリームに、フラベドのフレッシュな味わいのジャムを合わせたり、さらにフルーツを乗せてサンデーにしたり。季節ごとに新たな組み合わせを提案しています」

▲日本では珍しい茶褐色のジャージー種を飼育している「山のいぶき」は、低温殺菌、乳脂肪分を均一化しないノンホモゲナイズ製法を採用。手間とコストはかかるけれど、効率よりも牛の健康を重視します

鶴見「熊本では農家が近いからこそできる完熟フルーツを使ったパフェを、東京では熊本の味を東京らしく存分に。

それぞれ違った楽しみ方があり、東京でフラベドを知った人には、熊本に足を運ぶきっかけになるといいなと思っています」

▲玉川高島屋 S.C 南館 7Fの、緑あふれる屋上庭園にFLAVÉDO ROOFTOPあります

東京のFLAVÉDOはまだオープン1年足らず。カフェスタッフ未経験で、新しいことだらけだったというスタッフ水信はこう話します。

水信「はじめはソフトクリームとサンデー、飲み物だけだったけれど、食事系のメニューも増えました。

オープン当初に比べると、仕込みの量も増えたし、オペレーションもガラッと変わりましたが、現場にいるみんなで、きちんと考えながらお店づくりができているなという実感があります」

FLAVÉDO ROOFTOPの特徴のひとつは、ソフトクリームのワッフルコーンをすべて手焼きしていること。仕込みだって沢山あるのに、なぜ既製品を使わないのでしょうか。

水信「手間がかかっても美味しいものをという鶴見さんの思いがあって。私たち自身も、味見するたびに『やっぱり美味しいな』と納得しながら自信を持って提供できています」

▲オープン前の仕込みでは、1枚1枚ていねいにワッフルコーンを焼いています


水信「メニューが増えたことで仕込みも多くなったけど、働きながらみんなが一番大事にしているのは、クオリティーを下げないことなんです。

きちんと手間をかけたものを、お客様が美味しそうに食べている姿を見るのがとても嬉しくて励みになります」

 

■大阪の店舗はデパートの地下

2021年3月末にはFLAVÉDOの3店舗目となるお店が大阪にオープンしました。熊本や東京とまた違い、今度はデパートの地下。ジャムの販売やテイクアウトが中心となります。


鶴見「お土産や贈答用にジャムを選んだり、店内のキッチンでつくる焼き菓子を気軽にテイクアウトしたり、そんなお店になる予定です。接客はもちろん、焼き菓子の製造スタッフも募集しています。

大阪は、FLAVÉDOのことを知らない人が多いはず。だからこそ商品に愛情をもって、丁寧にご案内できるスタッフがいてくれたら心強いです」

鶴見「熊本や東京では、ひとりひとり幅広く仕事を任せているので、スタッフ同士でお店づくりをしています。

どうやったらお店が良くなっていくか、自分たちで働く楽しみを見出していける人が向いていると思います。真摯に食べ物のことを学んで、向きあってほしいです」